近年はSNSの普及により、スマホで撮影した写真を手軽にアップすることが多くなっています。 スマホカメラの性能も上がり、誰でもそれっぽく撮れるのがスマホショットの魅力でもあります。その手軽さと便利さを否定する必要はありません。Cannaでも勿論、スマホでのショットを投稿することもあります。
しかし、撮影の際にカメラのファインダーで捉えて撮影されたものと、スマホで撮影されたもの…これらは同じ写真であっても、そこから私たち美容師が得られるものに大きな差があるのです。
本格的なカメラで撮影を行なっていくことで、自分たちの仕事を厳しく見極めてゆくことができます
実際の仕上げの段階で「まあ、いいだろう…」と思っていても、カメラのレンズを通して見ると、納得のいかない仕上がりであることがほとんどです。写真という2次元の表現において、仕上がりを納得いくものにするには、3次元での仕上がりレベルが高くないと難しいのです。
カメラのファインダー越しの仕上がりが満足にいくものにするには、カットの質感、パーマのニュアンス、スタイリング剤の使い方といったサロンワーク全体の仕上がりレベルの向上が必須なのです。 本格的なカメラで撮影を行なっていくことで、俯瞰した目を養い、自分たちの仕事を厳しく見極めてゆくことができます。
ファッションやメイクにまでこだわることで、トータルな目でヘアスタイルを作ることが学べます
ヘアカタログを作るのであれば、ヘアスタイルを中心に撮影を行います。けれどお客様はウィッグのように髪型だけ完璧な状態を求めているのではありません。全体的なファッションの中で洋服やアクセサリー、メイクといったものとバランスよく馴染むヘアスタイルを求めています。
髪型だけが一人歩きするようなことにならないように、Cannaの撮影では常にファッションとメイク、アクセサリーまでを意識したスタイリングを行っています。
Cannaでは月4回の撮影に加えて、年2回のシーズン撮影ではロケ撮影も実施しています。